Thinking about using human resources outside of school
to BUKATSU(school sports activity)
昨日、スポーツに関する会議がありました。
この時期ですので、今年度を振り返り、来年度を展望するというものです。
出席者から運動部活動についての発言がありました。
思い出したので、質問してみたのです。
***
2月5日から長野県で行われた
第57回全国中学校スキー大会の岩手県選手団の名簿が載っていました。
選手が34人、本部役員が6人、監督・コーチが32人
合計72名の選手団でした。
監督・コーチの欄の( )内、
つまり、
監督・コーチの所属に「○○中部活動指導員」と記載されている方が
お二人いたのです。
さて、
部活動指導員という言葉をご存知でしょうか。
これは
■学校における部活動の指導体制の充実を図るために
■2017年度から国が制度化(学校教育法施行規則に新たに規定)したもの
■中学、高校等で、校長の監督を受け、部活動の技術指導や大会への引率等を行うことを職務とする人
のことで、これまで学校がお願いしていた、大会への引率などができない「外部指導者」とは大きく異なる部活動の指導者です。
昨日の会議の資料によれば、
今年度、岩手県では
高校に45人、中学に65人が配置されているとのことでした。
***
質問のなかみは
全国中学校体育大会に
監督として引率をしながら参加した部活動指導員はスキーのほかにもいますか?
全国高校総合体育大会(インターハイ)ではどうですか?
というものです。
中学校は
昨年度も、スキーに2人の部活動指導員が参加してるが、他の競技にはない。
高校は、
今年度、インターハイの卓球に1人参加している。
という回答でした。
中学校は、65人中2人(3%)
高校は、45人中1人(2%)
多いとは言えません。
***
専門の教員がいるから指導員は不要…なのか
指導員が仕事などの都合で大会に行けなかった…のか
指導員を求めたが人がいなかった…のか
あるいはそれ以外の理由があったのか、
私にはわかりませんが、
昨年度、
岩手県初の部活動指導員の全国大会引率という歴史的な出来事を見逃し、
何も考えなかった
ぼ〜っと生きている自分を発見したのでした。
それはともかく
人材を外部に求める部活動のあり方は大切ですし、
生かしてゆかなければなりません。