昨日、いきいき茨城ゆめ国体のウエイトリフティング会場である
今年の
ウエイトリフティング競技は文化会館のホールで行われています。
ホールとステージを使った競技会は時々ありますが、
見やすいし、涼しいし、トイレがたくさんあってキレイだし…と、私は、好きです。
さて
どんな会場でも必ずいるのが
高校生の補助員。
重りをつけたり外したりと大忙しですが
それはそれはキビキビと働いて、好感が持てます。
でも、なんだかいつもの国体と違うのです。
はじめは気がつかなかったのですが、何度も見ているうちに気がつきました。
そろっていないのです。
服装が、何一つ。
Tシャツの色もマークもちがいます。
ズボンの生徒もいれば、ハーフパンツの人もいます。
当然、靴もちがいます。
なるほど、ビブスをつければ、この人は何の仕事をする人で、どこに入っていい人なのかが一目でわかります。
あとは快適に仕事ができるように、自分で服装を選択すればいいのです。
補助員も服装を統一する必要がある…と思う方もたくさんいらっしゃるでしょう。
私も、昨日まで、そうでした。
でも、
こちらのほうが良いのです。
ステージ上には、自分で何かを考えて決めてきた結果がありました。
素敵だなぁと思ったのです。
***
実は、一昨日も、ウエイトリフティング会場に行っています。
学校応援で近くの学校の生徒たちが観客席の一角を占めていました。
競技の幕間を利用して、学校応援に来ている人たちの紹介が場内アナウンスされました。
アナウンサーは
最後にこういったのです。
「学校応援の皆さん、
どうぞ楽しいひと時をお過ごしください」
こんな言葉を聞いたことがありません。
放送に、心から拍手を贈りました。
学校応援の目的は
応援に来て、観戦に来て、楽しむこと…です。
すっかり忘れていたことを思い出させてくれたのです。
おそるべし★高萩市