がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

本を読みながら

みそかに買っておいて、昨日の元日に、食べた「和菓子」

和菓子はきれいですよね。

そういえば、昨年のお正月は、

坂木司さんの「和菓子のアン」を読んで、和菓子職人になりたくなっていたことを思い出しました。

最近、Amazonの「おススメ」に、小説が一冊も入ってこないことが気になっています。

本は読んでいるというものの、小説を読まない人間は、怪しげな人だと思います。

自分のように。

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とはいうものの、やっぱり小説ではなくて、

玉木正之さんの「スポーツ 体罰 東京オリンピック」という本を、今、読んでいます。

今日も、スターバックス盛岡菜園店で、コーヒーを飲みながら、その本を読んでいました。

私のように、スポーツ(玉木さんの言うところの「体育」)で育ってきて、

今も、スポーツで飯を食っているような人間、

つまり、本籍地も現住所もスポーツ(「体育」)の人間にとっては、

思い当たることが、富士山の高さほどあるのです。

現住所がスポーツ(「体育」)にある人にはご一読をお勧めします。

さて、

今日のスターバックスは、混んでいました。

初売りの日だったからでしょう。

二人鰍ッの小さい丸いテーブルが、一つだけ空いていました。

右隣りでは、若い女性が一人、静かに本を読んでいます。

左隣では、丸いテーブルを二つくっつけて、これも、若い女性が3人、楽しそうにお話をしています。

右隣りの女性よりは、少し若い方々です。

3人の女性たちは、大学生のようです。

高校の時の先生の話をしています。

そのうちの一人が、急に、今だから言うけど…と、話し始めました。

大学入試センター試験の前の日だったそうです。

何かの理由で、

英語の先生にこっぴどく、

そして、居合わせた他の二人の先生にも、おなじことで、クドクドと叱られたのだそうです。

とてもつらかった…といっていました。

次の日からの大学入試センター試験の英語の時間、

英文を読むと、その時のことがよみがえってきて、涙が出て、問題を解くどころではなくなった…

と、言っていました。

とんでもない点数だったようです。

志望校をかえざるを得なかった…と言っていました。

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彼女の話が本当かどうか、私の聞き方にバイスアがかかっていなかったかどうか、

ということを保証することはできませんが、

暴力を使わないけれども、大変なダメージを相手に及ぼすことって、あるんだよなぁ…と、彼女たちの話を小耳にはさみながら感じたのでした。

ちょうど、

57ページから58ページを読んでいた時のことでした。

こういうことが書いてありました。

昔は体罰など当たり前、としたり顔で経験談を口にする元スポーツマンがいる。体罰をすべてなくせば、スポーツは間違いなく弱くなる、とテレビで断言した元スポーツマンもいる。異常な世界に一度でも身を浸せば、正常な世界が見えなくなるのだろうが、これほど無知と想像力の欠如をさらけ出した恥ずべき言辞はない。

体罰というカンフル剤をほんの少しでも認めよというのは、思考を停止せよ、言葉を使うな、というのと同義語である。それは教育でも体育でもなければ、スポーツでもない。

そのことに気づくなら、今こそ真の体育教育を新たに構築し、真のスポーツ理解を推し進める大きなチャンスのとき、と言えるはずだ。

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お正月早々、辛気臭いお話ですみません。

今日は、

岩手競馬で2レースに4投票して、全部元返しの私!という面白いお話がありました。

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今年も、どうぞよろしくお願いいたします。