午後遅くから夕方まで、志家町で講演会に出ていました。
6時半ごろ、すっかり暗くなった道を歩いてくると、
中の橋周辺で消防団の法被を着た人と
やたらにすれ違います。
「まとい」を担いだお二人ともすれ違いました。
(今日は、いったい何の日だろう?)
桜山神社に近づくと、なにやら懐かしい匂いがします。
(あ、焚き火の匂い!)
桜山神社の「裸参り」と「どんと祭」が、今日、行われたようです。
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今日は福島大学人間発達文化学類教授の白石豊先生の講演をお聞きしていました。
第71回国民体育大会選手強化本部が主催する小中高指導者連携協議会という催しです。
演題は
「実力発揮のためのメンタルトレーニング その1 〜目標達成のための理論と技術〜」で、
配られたレジメの題は「やる気と自信を育てるコーチングスキル」。「その1」ですから、その2、その3が予定されているようです。
3時間の講演で、途中にワークもあり、私たちの「やる気」を高めるきっかけにもなったものだと感じました。
たくさんの事を考えさせられましたし、知りましたし、感じました。
でも、教えません。
hirafujiがこう書いていた…ではなく、
直接、ご自分がお聞きして、「私はこう考えた」でなければいけないと思うからです。
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講演の途中で、先生は、途中で呟くように、こう仰いました。
「劇的なことをしなければ、5年あっても勝てないかもしれない。」
選手強化本部の目標は「開催県にふさわしい成績」、つまり、男女総合優勝です。
「劇的なこと」というのは、
「バージョンアップ」のレベルではなくて、
「新しいOSのインストール」のことじゃないのかな…と感じた次第です。
あと国体を5大会経れば岩手国体です。がんばりましょうね!
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消防団の法被の「前立て」には「第○○分団員」とか「第○分団長」とか書いてあるのが普通ですが、
今日「御雇鳶」と書いてある法被を着た数人の人たちともすれ違いました。
はじめて見る表記でしたので興味津々で調べてみると
御雇鳶組という南部藩の消防頭を先頭に早乙女、御神輿、そして南部の殿様、桜山神社宮司、南部藩家老、武士らがあでやかな陣羽織、袴、烏帽子姿でにぎにぎしく内丸、本町通、大通、菜園から下の橋を経て肴町、紺屋町から上の橋を通って内丸に至る盛岡城を約2時間かけて一周。盛岡城本丸跡で由緒祭りの神儀が厳かに執り行われた。一番偉い人たちだったんですね。(盛岡タイムスのこのページの「2009年5月27日―南部利文当主が初のお勤め―」から引用)