耐える時期ではなく、攻める時/スポーツの弱点
Sports on Covid-19.
What is the time to do now? Stay or Progress?
新型コロナウイルス拡散防止の文部科学省からの通知を受けて
岩手県教育委員会からも
新型コロナウイルス感染症対策のための小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校における一斉臨時休業について
という通知が出ました。
その中に具体的な内容が示された「別紙」があり、
県立学校向けの項には
「部活動については、禁止とすること」
市町村教育委員会向けの項には
「臨時休業の趣獅ノ鑑み、補習や部活動等についても実施を控えること」
という記述があります。
■通知→Link ■別紙→Link
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大会の中止はやむを得ないが、合宿はどうなの、今、大切な時期なんだけど…
という話を耳にしました。
気がついたのです、スポーツの欠点に。
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総理大臣の全国一斉休校の発言に対応し、学習界は素早い対応をしています。
オンライン授業を無料公開して、自宅で自分で勉強できるようにしてあげているのです。
◆「まとめ記事」が→Link
◆たとえば、N高校→Link
◆たとえば、Z会→Link
これをみて、こう思いました。
スポーツは、
一人で、自分で、自宅でできるプログラムを持っているか?
そして、
そのプログラムを、ネット上に展開しているのか?
それより、
なにより、
自分で自分のトレーニングを管理・運営できる力を、養っているのか?
思い起こせば、
私は、
皆んなが一か所に集まって、指導者の指示にしたがって、同じことをするスポーツ…しか習ってこなかったような気がします。
もしかすると、
休校期間中に合宿をしようとしている人も、
私と同じようなスポーツしか習ってこなかったのでしょう。
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東日本大震災津波からの復旧を経験し、今も継続して復興に取り組んでいる岩手県のスポーツは、
残念ながら、
その過程で残すべきだった
自分で自分のトレーニングを管理・運営できる力を養うというレガシーを残すことができていません。
今回の2週間は、
レガシーを残す2週間、何かをつくり出す2週間にならねばいけません。
われわれの長官は
「今は、耐える時期」と言っているとの報道があります(Link)が、
私は、そうではなく「つくり出す時期」だと考えるのです。
東日本大震災津波、新型コロナウイルス…
次にまた、耐える時期を迎えるわけには行きません。
がんばりますよ、がんばりましょうね!
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こんなの、見つけました。
ラグビー部が、週3回毎回60分の練習で、花園の全国高校ラグビー大会に出場したことで有名な(Link)
静岡聖光学院高校の「臨時休校中の対応」。
自宅にいても
ネット上で、学校にいるのと同じようなことができるのです。
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