がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

通過する人へのおもてなし/蛇口から桃ジュース

東北自動車道の「国見サービスエリア下り線」には、「蛇口から桃ジュース」という楽しい飲みものがあるらしいのです。
昨日届いた、こういうメールで知りました。

■国見サービスエリアは、福島県と宮城県の境にある
■今年の国体は、南隣の栃木県で開催され、隣県として応援している
■しかし、栃木の土産物はおいていなくて、帰り道によるであろう岩手県の選手の皆さんをがっかりさせてしまうかもしれない
■そこで
『熱く激しい戦いをしてこられた選手様及び大会関係者様の皆様に労いの気持ちを込めまして
 
当エリアにて食事をされた方にエリアの看板である「蛇口から桃ジュース」を無料で体験していただきたくご案内申し上げます』
■食事をした時にスタッフに声をかけてもらえれば「無料券」を差しあげる
■選手団の皆さんにも伝えてほしい

きっと、青森県にも秋田県にも、同じことを知らせているのだと思います。
素晴らしい「おもてなし」です。

***

振り返れば、
通過する人を、心を込めてもてなす…ということを、私は、していません。
通過する人は、ちょっといて、すぐに離れてゆく人ですから、基本的には「よその人」と捉えしまっています。

そして、
交流人口よりも定住人口が尊い、
時々スポーツに来る「にわかファン」よりも、ずっと同じところで一つのスポーツに取り組んでいる人が立派だ、
冷やかしや出来心でグラウンドに近づくんじゃない、覚悟してくるところだよここは…というようなものの見方に、私は、支配されているのだと気がつきました。

でも、
サービスエリアの方々は、何県の選手だろうと、どこに住んいる人だろうと、スポーツを一生懸命にやっていて、国体で力いっぱい競技してきた人たちに敬意を表し、もてなしてあげようと考えているに違いありません。
私では考えつかないことです。
改めます。

***

途中参加・途中退場大歓迎!出入り自由…という考え方で物ごとに望まないと、すたれてゆく気がします。
気をつけます。

***

今年の国民体育大会の本大会は、栃木県。
年明けの
スケート・アイスホッケー競技会は、青森県八戸市、
スキー競技会は、岩手県八幡平市。

今度は、
国見インター上り線で「蛇口から桃ジュース」作戦があるかもしれませんね。
さて、
私たちは、どんなしつらえで、通る人、来る人をもてなしましょうか。