昨日は、午後いっぱい、研修会に出ていました。
1時から5時まで、4コマの講義です。
その中に「岩手県の少年非行の状況について」というものがありました。
■刑法犯少年は、減少傾向が続き、令和3年は戦後最少を更新している
■ただ、被害者となる少年は、減っていない
↑令和3年中岩手県内少年非行統計、岩手県警察、原本はこの下線部
刑法犯少年が、最多だったのは、昭和58(1983)年の、3,317人とのことでしたので、その減り方には目を見張るものがあります。
ちなみに、
昭和58年の国民体育大会(群馬県)と、令和2年(茨城県)の岩手県選手団の総合成績を比べると、
男女総合成績 25位→31位
女子総合成績 28位→31位
と、低下傾向にあります。うっ!?と思うのでした。
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お話によると、
刑法犯少年の数を下げるためには、
「再犯者率の抑止」が中心となる…とのことでした。
そして、
そのためには「背景を知る」「背景に対応できるように個別指導を行う」という具体的なことが行われているとのことでした。
私は、
(みんなが犯罪を行わないように、啓蒙、パトロール、だろうな)
と、的を絞っていない対策しか思い浮かばなかったのです。
もしかすると、
警察の「具体」と、スポーツの「抽象」、
これが
減少する少年犯罪と、下降する国民体育大会順位の、要因になっているのかもしれません。
しっかりしないといけないのです。
さあ。がんばりますよ、がんばりましょうね…あ、またまた抽象(汗)