がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

優勝旗が「白河の関」を越えていない高校スポーツは、どれほどあるのか

★2022-8-23の記事の修正版。冬季競技の駅伝、ラグビーを追加。本文の「数」と「表」を修正しています(2022-8-25 9:00)★

第104回全国高等学校野球選手権大会で
東北勢として、初の優勝を勝ち取り、いわゆる「白河の関越え」を達成してくださった
仙台育英学園高校野球部の皆さん、おめでとうございます。

ということで、
全国高等学校軟式野球選手権大会、全国高等学校総合体育大会(インターハイ)で、東北勢が団体優勝をしているかということを調べてみました。

軟式野球とインターハイを合わせると、
競技数は、
軟式野球、陸上競技からスキーまで、合計36 34 の競技があり、
さらに、
体操の体操競技・新体操のように、水泳、自転車でも、さらに細かな種目にわかれていて、
それも含めると、全部で40 38 競技・種目になります。

その中で、性別に関係なく、東北の高校が団体優勝(個人種目だけで成り立っている競技は学校対抗優勝)をした競技・種目は、32 30 でした。
32/40 30/38 がどういう意味を持つのかということは、ここでは考えないことにしますが、
私は(おや、予想よりも少ない)と感じたのです。

表にすると、こうです。
あ、私がネット上で調べたもので、優勝校は、直近優勝の東北勢を記載しています。

皆さんは、いかがお感じになりましたでしょうか。
野球を応援したように、
まだ「白河越え」をしていない競技を応援してゆかなければ…と考えています。

なお、表は私がつくったものですので、間違いや見落としがあるかもしれません。
なにかお気づきの方は、ご連絡くださいませ。
正しいものを作りたいと考えていますので。

***

以前、白河の関って、東北人を関東に入れないためのもの、
つまり、東北側が外側ということを知って驚いたことがあります。
関東側が外側で、東北を守るために作ったものと思い込んでいたのでした。

こういうことって、時々あるような気がします。
気をつけたいものです。

奥州(おうしゅう)三古関の一つに数えられる白河関は、奈良時代から平安時代に機能(きのう)していたと考えられている国境(こっきょう)の関で、蝦夷(えみし)の南下(なんか)や人・物資(ぶっし)の往来(おうらい)を取りしまる検問所(けんもんじょ)の役割(やくわり)をしていたと考えられています。

www.gimu.fks.ed.jp

【参考:白河越え】

www.tokyo-np.co.jp