がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

遠野物語とラグビー

NIKKEI STYLE 電子版のトラベル「クローズアップ」に 河童・鬼・てんぐ… 怪しくも楽しい妖怪の町10選という記事があり、
河童(かっぱ)、鬼、ろくろ首……。不思議なことが起きたら、それは妖怪の仕業かも。伝説が残り、その存在を感じる町を、専門家12人が選んだ。
という内容の 第一位に 岩手県遠野市が選ばれていました。→[LINK] えっへん! と思うと同時に、 やっぱり! と、 遠野市の東どなりの釜石市のことを思い出したのです。 *** 7月27日に岩手県釜石市の 釜石鵜住居復興スタジアムで、ラグビーの国際試合「パシフックネーションズカップ」第1戦・日本 vs フィジー が行われました。 2011年の東日本大震災津波で流された小学校・中学校があった場所に、 ラグビーワールドカップの開催を機に新築されたスタジアムで行われる、 岩手県初の国代表戦。 さまざまな物語が詰まったゲームでした。 物語りについては、たくさんの方々が、あちらこちらでお書きになっています。 たとえば、 Number Web 釜石にラグビーW杯がやってくる!震災から8年、1万人が集まった。 が素敵です。→[Link] *** 素晴らしいゲームでした。 スタンドのお客さまもフィールド上のプレーヤーも、一体となって、ゲームをつくり上げました。 もちろん運営の方々も最善を尽くされていらっしゃいました。 もの凄い! という言葉でしか表現できないゲームを見ながら (あれ、この人たち…) と思ったのです。 *** 遠野の神々の中で山の神はやや特色がある 。田の神としての山の神と違って 、天狗と一つもののようであり 、また山男と類似した話を伝えている 。丈高く赤ら顔で眼は輝いている 。 大藤時彦さんが、新版遠野物語付 ・遠野物語拾遺(柳田国男,2013年,角川学件o版)の解説でお書きになった文です。 あの山を越えてきた、山の神 なんじゃないの、この人たち…という気持ちで、丈高く赤ら顔で目は輝いているプレーヤーを見ていたのです。 どんとはれ!