がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

あきらめない がんばるすがた 見とるけん

At Matsuyama,I remembered their support to Iwate through HAIKU.

昨日、いったん、愛媛から帰ってきました。

第72回国民体育大会(愛顔つなぐえひめ国体)本大会の前期実施競技の関連で
愛媛県松山市にしばらく滞在しておりました。
2週間ほど盛岡にいて、また、行ってきます。

松山は生まれて初めて行く街です。
道後温泉、松山城、正岡子規、坊ちゃん、坂の上の雲…という「ことば」を知っている程度でした。

行ってみてびっくり。
なによりも、人がたくさんいることに驚くのです。
街が賑やかなのです。

調べると、
松山市の9月1日現在の人口は 512,751人もいます。
(盛岡市は8月1日現在で 295,688人)

でも
人が多いだけではないように感じられました。

街中が「5・7・5」なのです。
それが賑わいになっているような気がしました。

下の写真をご覧ください。
大街道(おおかいどう)というアーケード街には
「愛顔つなぐえひめ国体・えひめ大会まつやま子ども応援スローガン」の
5・7・5で整えられた入賞・入選作品の旗がたくさん下がっていますし

街中のあちらこちら、
飛行場や(下左)
路面電車の中(下左から2枚目)にまで「俳句ポスト」があるのです。

俳句革新運動の正岡子規の偉業を継承・発展させ続けてきた松山市は、
2015年に「俳都松山」宣言をしたほどです。

5・7・5で人づくり、

たぶん
個人個人のアクションを促して
人づくりをしている街なのでしょう。

■まつやま子ども応援スローガン→ この下線部をタップ 

■俳都松山→ この下線部をタップ 

***

松山の俳句…

愛媛県体育協会の「えひめスポーツ俳句大賞」だけではなく、
ほかにも、
どこかで聞いた覚えがあるのです。

皆さんはいかがでしょうか。

***

2012年のプロ野球オールスターゲーム・マツダオールスターゲーム2012は
第1戦を、7月20日に「京セラドーム大阪」
第2戦を、7月21日に松山市の「坊っちゃんスタジアム」
そして
最終戦の
第3戦は、7月23日に盛岡市の「岩手県営野球場」で行われています。

岩手開催の趣旨は
「被災地にながく心を寄せ、被災者の方々とともに歩む、一体となった野球界の象徴」
であったと述べられています。

その時に、
第3戦に招待される岩手県沿岸部の球児に向け、
第2戦の開催地、松山市内の小学4〜6年生が俳句を書き入れた、3000個のボールを贈るイベント
「『野球俳句ボール』で夢のキャッチボール」が実施されています。


【広報まつやま 2012/8/15号→ この下線部をタップ 

東日本大震災津波後の年のオールスターゲームで
岩手県が
松山市の小学生はもちろん
日本プロ野球機構や、博報堂DYの皆様に、こんなにお世話になっていたことを
私は
すっかり忘れてしまっていました。

恥ずかしいことです。

もう一度、大街道に下がっている
小学校上学年のグランプリ作品の標語を読んでみてください。

あきらめない がんばるすがた 見とるけん

そこの岩手の人、
あなたは
あきらめていませんか、わすれてはいませんか、
これからも
しっかりがんばるように 見ていますよ…

と、松山の小学生にまた励まされたような気がします。

がんばりますよ、がんばりましょうね!

■野球俳句ボール(愛媛新聞のyoutube動画)→ この下線部をタップ 

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2012年にボールに俳句を書き入れてくれた小学4〜6年生は
2017年の今年、中学3年、高校1年、高校2年になっています。

選手として出場する人もいるでしょう。
式典演技者として出演する人もいるでしょう。
係員として競技運営・大会運営に携わる人もいるでしょう。

私は
この国体・大会で愛媛県の選手が大活躍し
さらに
国体と大会が大成功するように
心の底から応援することを誓います。

全国の皆さんもよろしくお願いします。

去年の希望郷いわて国体・希望郷いわて大会のスローガン
「広げよう 感動。伝えよう 感謝。」は
これからもすっと続いてゆくのです。