がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

足の速い選手よりも・アウトプットとアウトカム

昨夜は

昭和50年代後半から

平成のはじめのころまで

ラグビーの「岩手県選抜」として大会に出場した方々の集まりに出席していました。

あ、

私も、昔、ラグビーの選手だったのです。

ほらね。

この写真には

「第8回東日本都道県対抗試合 岩手県

 昭和59年3月於秩父宮ラグビー場」と入っています。

その頃のプレーヤーも、

もはや50代後半〜60代。

懐かしい、懐かしい…です。

でも、

昔を懐かしがってばかりではなく、

2年後に岩手県釜石市も会場となる

ラグビーワールドカップ2019に向けての活動も話題に上っています。

次は

組み合わせが決定し、

どのチームが釜石で試合をするのかが分かったタイミングで

何ができるかを考えるために、再び開催!

ということでした。

頼もしい、頼もしい。

***

ラグビーは、

前・後半のスポーツですので、

前半終了とともに、当然、二軒目に移動するのです。

そこには、

ラグビー・トップチャレンジリーグ釜石シーウェイブスの前身である

新日鐵釜石ラグビー部でプレーしていて

日本一に何度もなった方も3人、いらっしゃいました。

岩手県釜石市

新日鐵釜石ラグビー部

1977年に

日本選手権初優勝を果たし

その後、一年おいて

1979年から1985年まで

前人未踏の日本選手権7連覇、

合計8回日本選手権を制しています。

お一人は、その8回、全部出場していて、

日本代表にもなられた方、

ほかのお二人も

7連覇の後半に、何度も日本一になった方々です。

そのお店の女性もラグビーファンで

リッチー・マコウにあった時の感動を

それはそれは嬉しそうにお話になるのです。

その方が

V7戦士の話に割って入りました。

店:やっぱり、ラグビー選手は、

  足が速いほうがいいんでしょう?

谷:いいや。違うよ。

多:そうじゃないよ。早くなくてもいいよ。

店:そんなぁ、

  足は速いほうがいいに決まってるでしょ!

谷:足は速くなくてもいいんだよ。

  必要な時にそばにいればいいんだ、

  プレーヤーのそばに。

多:そう、そう。

  ゲームの展開とか、走るコースとかを

  考えてはしって、

  そばにいることができれば

  速くなくてもいいんだよ。

ドッキリしました。

アウトプットとアウトカム…です。

ラグビー

速く走ることで勝敗を競う競技ではありません。

相手のゴール区域にボールを持ち込んで、得点する競技です。

もちろんお店お方が言うように

足が速いプレーヤーのほうが有利には決まっていますが、

日本一のプレーヤーたちは

その先の話をしたのです。

(ボールを運んでいる自分よりも

 有利な位置にいてほしい。

 私はその人にボールを渡して

 チームが得点をとるのだから)

速く走ることができるようになることは

レーニングの

「アウトプット」

ここぞという時に、そばにいることこそが

練習の目的とする

「アウトカム」

またまた、

考えさせられた日本一のプレーヤーたちの会話でした。

***

hirafuji 歌えよ一曲!

の声がかかるだろうと準備していたのは

当然

フランク永井の「おまえに」

でも、声はかかりませんでした。

えっ!? そんな歌、知らない…ですって。

確かに、1972年の曲らしい。

ご存知のない方はこの下線部をタップしてください。

***

「アウトプットとアウトカム」は、以前、記事にしています。

この下線部をタップしてお読みください)